藤ノ木台自治会について

「藤ノ木台」は、奈良市の南西側、近鉄学園前駅からは南に約2キロほど離れた位置に広がる戸建て中心の静かな郊外住宅地です。

地理的には町内の広範囲は西ノ京丘陵と呼ばれる丘陵地の高台に位置し、南側は富雄川沿いの低地・西側は杣川と呼ばれる小川が流れる場所にあたるため、ちょうど藤ノ木台地域が傾斜地となっており、場所によってはかなり急な坂道も見られます。また、南側の地域を中心に奈良盆地一帯への見晴らしがよい場所もあり、遠く吉野・大峰の山々のシルエットが見える日もあります。

なお、「藤ノ木」の地名は、一帯に古くから残されて来た地名を利用したものです。

藤ノ木台地域は、北側を学園大和町（2丁目）、西側を千代ヶ丘（1・3丁目）、南側を中町、東側を菅野台・大倭町と隣接しています。

※藤ノ木台のある場所が含まれる地域「中村」の江戸時代以降について記載のある資料は下記のとおりです。

『富雄町史』富雄町役場　昭和29年発行
『奈良市史　通史三』１９８８
『奈良県の地名』日本歴史地名大系３０　平凡社　１９８１
『角川日本地名大辞典　２９　奈良県』角川書店　１９９０